1/9、12の総会はお疲れ様でした。副代表の鳳煌(ほうこう)です。12日は急遽午前中に会合が行われ、お寒い中お待たせすることになり失礼いたしました。その際に、いいご質問がありましたので、記事として取り上げさせていただきました。
弟子はまずどうしたらいいか?
師を決めましょう。
新代表に相模泰生先生が選ばれました。しかし、師が変わった以上、新代表の相模泰生先生を師と仰ぐかどうかは弟子である生徒が決めることです。泰永会ではなく既にある、同じ流れを組む麗舟会か鳳煌会に師を求めることも出来ます。
他には、師を持たないという選択肢もあります。
その場合でも、師を持たずに泰永会に所属することは可能です。ただし年会費3,000円と、出展料はこれまで通り別途かかります。出展は必須ではありません。
師の特徴がわからない
隷書や楷書を重点的に学びたい場合。
野尻泰煌先生の跡継ぎと言われた相模泰生新代表が適任です。特に隷書は嘗ての師も認める高い技術力を有します。また辛抱強く教えてくれるでしょう。最寄り駅、本郷台駅。
行書や草書を中心とした書を学びたい場合。
麗舟会の髙天麗舟先生が適任です。先生は隷書や楷書にも通じ、泰永会で唯一の無鑑査昇格の総合力を誇ります。最寄り駅、南浦和。
1から学び直したい、手習いとしての書を続けたい場合。
鳳煌会の私が承れます。書の最も古典的な指導法で、手本を使わない書作家活動を指導します。泰永会で30代、別の会派では20代で師範の資格を得ております。書に長く親しんでおります。最寄り駅、西荻窪駅。
コンタクトの方法
当サイトの[泰永会メンバーズ]にてアカウントを取得していただき、会員用の交流サイトにて連絡を取り合うか、「泰永会メールマガジン」にて各会派の連絡先(メールアドレス)を公開します。個別にコンタクをとって下さい。
泰永会の方がお得なの?
費用の面では統一されてます。
年会費:3,000円>各会派で徴収されて泰永会へ納入される。
稽古代:5,000円/月1回>各会派の師に納入される。
出展料:別途。>各会派で徴収されて泰永会へ納入される。
何故泰永会に集約されるのか?
泰永会では書展を開催するに辺りコストがかかります。それは出展料だけでは埋まらない場合もあります。また各種活動を行うコストを補填するのが目的です。
泰永会以外に入ると泰永会はどうなるの?
泰永会にも同時に所属していることになります。麗舟会と鳳煌会は泰永会の下部組織という位置づけにあたります。年会費は各会派で徴収されますが、会費は泰永会に納入され、別途費用は発生しません。書展も同様です。条件は泰永会の相模泰生新代表を師とする場合と何ら変わりません。
会派による区別というのことはありません。目指す頂き(テーゼ)は同じですが、師による指導方法は自ずと異なります。
稽古体験をしたい!
各会派の師に直接ご連絡をいただき、ご都合を合わせご体験下さい。なお、その場合は1ヶ月分のお稽古代を申し受けます。
師を持たないという選択肢をとった場合は?
師もたない状態で泰永会に所属することになります。年会費、出展料は同様にかかります。また、テーゼに準じた活動が基本となり(古典を背景に据える)、逸脱した場合は運営のチェックを受けることはあるかもしれません。
師というのは伊達にいるわけではなく、先師・野尻泰煌先生が「師は道を照らす者」という言葉を仰られました。この言葉にあるように、道を間違わないように師をもつことはとても重要です。
全く違う会派に所属したい
泰永会、麗舟会、鳳煌会では無くとなりますと、独自でお探しにいただくことになります。その場合は泰永会から自動的に脱会することになります。
何かご相談がありますれば、いつでも運営にご連絡下さい。
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